年齢を重ねて感じること

先日、敬老の日に両親に花を贈りました。
私の両親は94歳と92歳。
現在介護施設に入所しています。二人とも車いす生活です。
歳相応の認知症もあり、全てを覚えていることはできないのですが、
今年の敬老の日も、その瞬間だけでも笑顔になれるようにお花とスイーツを贈りました。
両親は私たち(長男長女)の住む町から高速で2時間の場所に暮らしていますが、
この度、ようやく、私たちの住む町に移住を予定しています。
それに伴って、実家の家やお墓をどうするか、次から次に課題が生まれます。
介護施設を移すにしても、本人たちの尊厳を守ってくれて、少しでも楽しく暮らせる場所かどうか、
色々と調べ、見学に行き、順番を取ってようやく今日を迎えています。
コロナ禍で制約の多い中、家族で話し合いは続いています。

先日は、私の娘の二人目の出産で東京に3か月近く滞在し、
仕事をしながら、育児家事の応援をしてきました。
それはそれで、三人目の孫ちゃんという、新たな命を迎え大変幸せなことでしたけれども、
それがひと段落すると、次は両親の問題です。

私が若かったころ、自分の未来を想像したときに
60代も半ばの年齢のころには、全てがある程度落ち着き、
自分の時間がたくさんあるように感じたものです。
しかし、実際この年齢になってみると、どうしてどうして、人生の課題は増えるばかりです。
仕事というよりは、家族のことで時間を取られることが増えました。
しかしこれこそが、今、私自身のやるべきこと「お役目」なのではと思います。

これからしばらくは、優先順位の1番は両親のことになりそうですが、
これも人生のアップグレードではないかと感じるこの頃です。

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