2021年6月11日は 陰暦では雑節の【入梅・にゅうばい】です。
入梅は『入る梅』と書きますが、梅雨入りのことです。
梅雨を梅の雨と書くのは、『梅の実が熟すころ雨期に入る』ことを由来としています。
また、梅雨は長雨が続き、多くのものをかびさせる事から
黴(かびる)雨とかいて黴雨・ばいうという語源説もあります。
面白いですね。
そもそも、雑節(ざっせつ)とは、季節の移り変わりを知らせてくれるもの。
陰暦では、二十四節気の他に補助的に設けられた特別な暦日(れきじつ)です。
一般に雑節と呼ばれるのは、次の9つ。
・節分
・彼岸
・社日 (しゃにち)
・八十八夜
・入梅
・半夏生(はんげしょう)
・土用
・二百十日(にひゃくとおか)
・二百二十日 にひゃくはつか
入梅のひとつ前は、八十八夜がありましたね。
またしばらくすると、皆さんもよくご存じの鰻で有名な土用もやってきます。
もともと農業のための農民暦として多用された陰暦です。
しかし、季節という言葉は『季(時)の節目』と書きます。
暦の節目を意識した生活は、私たちの人生にメリハリを与えるだけでなく、
リセットするタイミングを与えてくれているのです。
これこそが、開運生活に繋がります。
私たちの生活に、なぜ暦があるのでしょう。
答えは、『先人達からのプレゼント』だということ。
天の与えてくれる人生好転の節目。
時を、季節を意識した生活を行い、人生を好転させましょう。