【風水・暦 こよみ入門】時の力を味方につける❶土用の期間、建築風水で注意すること

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風水で運気アップする方法は
❶良い空間に身を置く(建築・インテリア風水)
❷時(季)・タイミングを味方につける(暦・気学)
などがありますが、その「時のタイミング」で大事な節日に土用があります。

この土用期間は季節の節目に年4回あり、
暦では雑節(ざっせつ)と言われていて、春の土用・夏の土用・秋の土用・冬の土用とあります。
この時期は、もうすぐ夏の土用を迎えますね。
土地建物における風水の鑑定で、土用を重んじるのは、
土堀の開始日が良いか悪いかという事で、結論から言うと土用期間は、土堀の開始は悪いとされています。

そもそもこの土とは、東洋思想の五行、木火土金水の土のことです。
暦の中での土用はその五行に由来する、土の期間です。
土用の間は、土の気が盛んになるとして、動土・穴掘り等の土を犯す作業や殺生が忌まれ
それを犯すと、災いが降りかかるとされ、建設業界などでは、土を動かす着工を今でも気にします。
ただし、土用に入る前に着工して土用中も作業を続けることは差し支えないとされます。

では、どうしてもその間に「土堀」をしないといけない場合、対処法がないかというと、
実はあります。土用期間であっても、間日(まび)という日は障りがないとされました。
間日は、季節ごとの土用の期間の日の十二支で決まっています。

春の土用 巳の日 午の日 酉の日
夏の土用 卯の日 辰の日 申の日
秋の土用 未の日 酉の日 亥の日
冬の土用 卯の日 巳の日 寅の日

この日に掘り始めるのは良しとされています。
知っておくと便利ですね。
しかし、できれば土用期間は土地を静め、触らぬほうが良ろしいでしょう。
建築計画のある方は、事前に知っておくこと、またそれとは別に梅雨時なども考慮して、
工期のスケジュールを早めに計画しましょう。